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ベセルナクリームの副作用はただれや痛みなど

ベセルナクリームはただれや痛み等の副作用が非常に起こりやすい塗り薬です。 これは薬の性質によるものであり、免疫機能による正しい反応(効果)とも言えます。ベセルナクリームによって活発になった免疫が、ウイルスや紫外線によって状態が悪化した患部の細胞を攻撃している状態で副作用が起こります。

副作用が強く出て治療や日常生活に支障をきたすような場合には、患部をのクリームを洗い流して医師の相談をしてください。症状が強くなくても、気になる場合は医師に相談をしましょう。

何だか熱が出たんだけど、ベセルナクリームと関係あるのかな?

まれに発熱や悪寒といったインフルエンザの症状がでる場合がありますので、これらの症状が出たら医師の診断を受けてください。

尖圭コンジローマ治療における副作用

日本国内で尖圭コンジローマ患者を対象として行われた臨床試験では、被検者のうち82.8%において副作用が見られました。

主な副作用として、塗布部位の紅斑(54.7%)、びらん(34.4%)、痛み(28.1%)表皮剥離(32.8%)、浮腫(17.2%)などが確認されています。
紅斑は、炎症などで皮膚の血管が広がり、赤みを帯びてくる症状です。
びらんは潰瘍やただれのことで、皮膚や粘膜の表面が剥がれ落ちて奥の組織が露出した状態です。浮腫は腫れやむくみのことです。
ベセルナクリームは塗布した部位の免疫機能を活性化させて細胞を攻撃し、ウイルスに感染した細胞を削り取ってイボを除去する薬です。塗り薬ではありますが、基本的には外科治療と同様のことが患部で起きているため、効果が出るとともに皮膚の破壊や痛みをともないます。

これらの副作用は薬の効果が正しく出ている証拠でもありますので、治療にあたっては問題ありません。とは言え、痛みがひどくなると、歩くたびに患部が擦れて歩行が困難になる等の障害になります。日常生活に支障をきたしたり症状が気になったりすると精神面で負担となり、ストレスによって免疫力の低下を招きます。

痛くて近頃よく眠れないんだけど、一旦やめた方がいいのかな…?

副作用がひどい場合や気になってしまった場合は休薬する事も大切ですので、一人で悩まずに必ず医師に相談をしましょう。

副作用の対策はある?

ベセルナクリームの副作用は、過剰な量を使用すると重篤化します。まずは用法・用量をしっかりと守り、必要量以上を体内に取り入れないことが非常に大切です。
患部の炎症やただれが強く出た場合は、いったんベセルナクリームを休薬してリンデロン等のステロイド軟膏で患部を治療します。リンデロンと同等の効き目がある市販薬としてベトネベートがあります。

痛くなった時は、自分でベトネベートを買って対策することも出来るんだね。

病院でベセルナクリームを処方してもらった場合は、副作用に関して医師に相談をすればステロイド軟膏を処方してくれます。

日光角化症治療における副作用

日本国内で日光角化症患者を対象として行われた臨床試験では、被検者のうち90.5%において副作用が見られました。

主な副作用として、紅斑(68.3%)、痂皮(57.1%)、浮腫(46.0%)落屑/乾燥(44.4%)、びらん/潰瘍(44.4%)、湿潤/滲出(39.7%)、かゆみ(27.0%)などが確認されています。
紅斑は、炎症などで皮膚の血管が広がり、赤みを帯びてくる症状です。
痂皮はかさぶた、浮腫は腫れやむくみのことです。落屑は皮膚の表面が乾燥して鱗のようにポロポロ落ちる状態で、頭皮ではいわゆるフケを差します。びらん/潰瘍はただれのことです。
湿潤/滲出は患部から無色透明の液体が滲み出る状態で、ベセルナクリームによって増加したサイトカイン(免疫機能をもったタンパク質)が液体となって排出されたものです。

その他の副作用

上記の他にも、ベセルナクリームは多くの症状が副作用として起こります。

塗布部位において以下のような副作用が確認されています。
小水疱、亀裂、出血、硬結、丘疹、毛包炎、炎症、異常感覚、不快感、疼痛、刺激感、感染、瘢痕、腫脹、色素沈着、色素脱失、灼熱感、圧痛、刺痛、過敏、発疹、ピリピリ感、ざ瘡、股部白癬、イボの淡色化、擦過傷、つっぱり感、温感

塗布部位と関係なく起こる副作用として、以下が確認されています。
単純ヘルペス、頭痛、痔核の悪化、排便痛、アトピー性皮膚炎の悪化、リンパ節症、リンパ節炎、倦怠感、筋肉痛、悪心、下痢、発熱、めまい、食欲不振、関節痛、疲労、無力症、悪寒

注意すべき重篤な副作用

ベセルナクリームの使用によって、発熱や悪寒、筋肉痛、気分が悪くなるといったインフルエンザの症状が出ることがあります。これらの症状が出たら、薬の使用を中断してただちに医師の診断を受けてください。
膣の内部や尿道、肛門内にベセルナクリームを塗ると、痛みで排尿や排便が困難になる障害が起こる場合があります。これらの部位の粘膜にはベセルナクリームを使用しないでください。排尿困難や排便困難になった場合は、医師の診断を受けてください。